働く母の育児両立ブログ

働くママの育児両立ブログ

年の離れた姉妹を育てる働く母の日常ブログ。英語育児にちょっと足を引っ掛けています。

英語苦手ママによる英語絵本の読み聞かせ方

f:id:nikonikohaha:20160223153217j:plain

こんにちは、まぁのです。

前回の記事で「絵本の読み聞かせの効率化」について考察しましたが、今回は英語絵本の読み聞かせについて考えたいと思います。 

 

読み聞かせに関する記事はこちら。

nikonikohaha.hateblo.jp



さて、英語の学習に必要不可欠と言われている”多読”ですが、まだ文字が読めない(もしくは覚え始めの)幼児の場合は多読というより反復が重要な気がします。
そうすると、同じ絵本を何度も繰り返し読むことをしなければいけません。
ただ、例え1冊だけ読み聞かせをするにしても、英語絵本の場合は両親が英語苦手意識が高いと読むことを諦めがちです。

私も英語苦手なので、英単語を見ると逃げに走ります(笑)

両親が英語ダメでも出来る読み聞かせとして、よく聞くのが以下の3項目。

①文章が短い簡単な絵本を選択する
②発音はCDにお任せする
③CDがない場合は、事前にWebで発音を確認して練習する

英語育児にそこまで情熱がない我が家は、①②を実践してみました。
③は英単語をいちいち調べなくちゃいけないし、発音が1回で覚えられないほど私は英語苦手なので却下。

※ちなみに私の英語力は英検3級に落ちるほど酷いレベル。発音記号も何それ状態…

 

英語絵本の選択


CD付きの絵本の相場は1冊1000円~3000円くらい。
短いお話でそれは結構高いし、多読とまではいかなくてもある程度数を揃えたいということもあり、4歳をちょっと過ぎた頃にORTOxford Reading Tree)のトランクパックAを購入しました。 ページ数少ない割りに高いけどCDが付いてるし、ひたすら使い倒して元を取ろうという魂胆です。

 

 

ORTは1冊のお話が短いので、寝る前の読み聞かせにもピッタリ!!
既にステージ1から私の分からない単語とフレーズが出てきていますが、CDの音声がゆっくり目なので聞き取れます。絵でなんとなく話が理解できるし、これならなんとか続けられそうです。
そんな事いいつつ、私が飽きやすいので未だにステージ1~2を行ったり来たりしていますが…

 

CD聞いて絵本をめくるだけではNG


いくら英語が苦手でも流石にCDだけに頼りっぱなしはダメですよね。
本来の読み聞かせも兼ねているなら、母親も一緒に取り組む事が必要です。

はじめはCDをかけながら、ページをめくってイラストを楽しむ。
2回目以降は、CDの音声の後に発声してみる。
そのうち何度も同じ絵本を読んでいるうちに、子どもが内容を暗記して覚えてしまい*1CDの音声と同時に音読できたら、こっちの狙い通りです。

子どもに発音の仕方を教えてもらいましょう!
きっと喜んで色々と指摘してきます(笑)

我が家は、娘にまだアルファベットもフォニックスも教えていないので、本当にCDから聞こえてきた音をそのまま音読してくれます。

 

ただの暗記にならないために


ひたすら絵本を読んで暗唱させたとしても、それはロボットと同じです。
機械的に音を覚えてて発声しているだけでは、英語を学習させる意味がありません。英語育児の目的はご家庭によって様々かとは思いますが、基本は相手とコミュニケーションをとる事が出来る事ではないでしょうか?

拙い英語よりは出来る方がいいけど、相手に伝わればいい
そんな思いで、我が家は英語育児をしています。

暗唱をすることは悪くないし、大人の英語上級者にはよく使われるテクニックです。
ただし、強制はしないで下さい。子どもは与えられた分だけ吸収しますが、忘れるのも早いです。
確かに記憶に残すためには、体全体で(声に出して)覚えるしかありません。暗唱をするなら絵本全体を覚えるよりも、セリフの部分を覚えて使えるようになるのが好ましいと思います。

 

先を見据えて


色々と偉そうな事を書きましたが、大切なのはコミュニケーションです。
多少、知識や言葉足らずでもコミュニケーションさえできれば仕事は出来ます!
言語はただのツールですから、英語だけできる子では意味がありません。

余談ですが、仕事でたまに面接官をする時があり色々な方と出会うのですが、勉強が出来たり、TOEICが高得点でも会話が下手な人が意外と多くいます。IT業界は大人しい方も多いですが、IT系でも黙々とPCに向かっていい訳ではなく、クライアントとの意思疎通は必須なんですけどね…

今頑張っても、大人になるまでに本や英語嫌いになったら元も子もありません。
親子で絵本をスキンシップの元として、子どもがママと英語絵本を読む(話す)のが楽しいと思ってくれれば、必然とそれに付随して、本好きや英語好きになるかもしれません。


英語育児は長い長い道のりです。私もまだまだ試行錯誤中~
意気込みすぎると疲れちゃいますから、程よく手を抜いていきましょう。

 

 

***************************************************

普段の何気ない日常から仕事の愚痴、育児の悩み、英語教育について書いています。
読者になって頂ける方や気に入って頂けた方は下のボタンをポチっとして貰えると、大変嬉しいです!!

にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

***************************************************

*1:俗に言う暗唱とかシャドーイング